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キリンビールが誤算続きで独り負け状態に!?その誤算とは?

キリンビール独り負けの要因

2014年のビール類課税出荷の各社別シェアで、唯一シェアを落としたキリンビール。

その原因は3つの誤算があったことが考えられます。詳細は専門家による時事ネタコラム、JIJICO(ジジコ)で紹介しています。⇒ キリンビール「独り負け」を招いた3つの誤算

戦略ミスが致命傷になる!?


キリンビールが唯一シェアを落として、「独り負け」の状態になったとはいっても、業界2位というシェアはしっかりと維持していますし、マイナス1.6%なので、十分に巻き返しを狙える範囲に留めています。

大企業にとっては、何となる程度の痛手かもしれませんが、これが中小企業や、個人事業主にとっては致命傷になっていたかもしれません。


このニュースで注目すべきなのは、戦略ミスによる影響が大きく、場合によってはそれが致命傷になることもあるということです。

JIJICO記事の方では、①サッカーW杯キャンペーンの不発、②居酒屋争奪戦での誤算、③商品戦略のミスといったことを
3つの誤算として紹介していますが、そうなってしまった原因をしっかりと把握し、繰り返さないようにすることが大切です。

コントロールできないモノに注力するリスク


キリンの独り負けに関する情報サイトの記事では、「サッカーW杯でのキャンペーンが不発に終わったことが原因」とされています。

キリンは日本代表の公式スポンサーだったのですが、予選で敗退してしまったため、キャンペーンの方も盛り上がりをみせずに終わってしまった。というのが、不発の原因とされています。

ですが、勝敗を自分でコントロールできないモノに、キャンペーンの行方を託してしまう時点で、ハイリスクだったのではないか?とも考えることができます。

実際はどうなのかは確かめようがありませんが、増税後に他社が躍起になって販促キャンペーンを行っていたのに、「W杯キャンペーンで巻き返せる」と過信していたらしいので、キャンペーンが不発に終わったのが想定外の出来事だったのかもしれません。

「上手くいかなかった」という結果を受けてから言えることなのかもしれませんが、W杯のように勝敗によって結果が異なってしまうようなキャンペーンを行うであれば、勝った時だけではなく、敗れたときにはどうするのか?ということも考慮する必要があります。

例えば、勝った時はAのCMで、敗れたときはBのCMを流すというようなことですね。

そもそも、W杯キャンペーン不発の理由は日本代表の勝敗よりも、もう一つの戦略ミスによる影響が大きいのではないかと考えられます。

もう一つの戦略ミスについては、JIJICOの掲載記事をご覧ください。⇒ JIJICO:『キリンビール「独り負け」を招いた3つの誤算』


何かに左右されてしまう戦略は、戦略として不十分とも言えます。想定されるケースを十分に考慮し、柔軟に対応できるようにあらかじめ準備しておく必要があるということですね。

ちょっとした戦略ミスが、致命傷にならないように、戦略構築の際は慎重に行いましょう!

Tag: JIJICO 戦略

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