日本百貨店協会主催の、ゆるきゃら総選挙2013の決勝投票で、東北代表となった郡山市の「がくとくん」が見事5位になりました!
おめでとうございます!!
ちなみに1位になったのは、既に大ブレイクしている千葉県の「ふなっしー」。2位は個人的にダークホースだと勝手に思っていた愛知県の「オカザえもん」。3位は、香川県の「ことちゃん」という順位でした。
ゆるきゃら総選挙2013決勝投票結果
1位 千葉県 ふなっしー 11220ポイント
2位 愛知県 オカザえもん 7840ポイント
3位 香川県 ことちゃん 6698ポイント
4位 鹿児島県 イーサキング 3874ポイント
5位 福島県 がくとくん 1981ポイント
6位 大阪府 いしきりん 1310ポイント
7位 北海道 メロン熊 650ポイント
(ご当地キャラ総選挙公式サイトより)
さて、ここからが本日の本題です。
「計画と結果」という視点で捉えた時に、「がくとくんが5位になってスゴイね~」で終わってはいけません。今回の5位という結果をうけて、仕事では基本として使われているPDCAサイクル(計画→実行→評価→改善)の評価と改善を行うということを忘れてはいけません。
「計画とのズレの原因は何だったのか?」ということを把握し改善することで、次回の計画達成に繋がるからです。この例でいえば、「ゆるきゃら総選挙2014で優勝する」という目標(計画)を実現するためには、「今回1位になれなかった原因は何で、どうすればもっと票を集めることができるだろうか?」という改善策まで立てる事まで行うことが大切だということです。
たとえば、ゆるきゃら総選挙の決勝投票において、1位の「ふなっしー」は11220ポイント獲得しているのに対し、5位の「がくとくん」は1981ポイント獲得に留まっています。しかし東北の予選大会のポイントを見てみると、116078ポイント獲得しています。このことから予選大会で投票した人の多くの方は決勝投票には投票していないということが分かります。
ということは、課題の一つとして「決勝投票の際には投票の呼びかけが不十分であった」ということを挙げることができます。その課題を解決するために、次回決勝投票まで勝ち進んだ際には「どのような投票の呼びかけ活動を行うのか?」という改善策を立てることが必用だということが分かります。
余談ですが、ビジネスという視点で物事を考える場合、一つの結果に一喜一憂するだけでなく、冷静に分析するということがとても大切です。しかし当事者である場合は感情的に物事を考えてしまいやすいので、冷静に分析するということは難しいのが現状です。ですので重大な決定を行う際には客観的な視点で状況判断することができる第三者に協力してもらうことをオススメします。
スポーツ競技はほぼ全て、監督やコーチという客観的な視点からアドバイスをしてくれる人が存在します。それはプロであっても同じです。プロ野球選手であっても、コーチというサポーターが存在しています。これは、プロであっても客観的に自分を見てくれる人が必用だからです。
ですので、ビジネスにおいても客観的に物事を捉えることが出来る人の存在はとても大切です。
ちょっと話がそれてしまいましたが、今回の全国で5位という結果は本当に素晴らしいことですね。「楽都・郡山」という都市イメージを認知させるよいきっかけになったと思います。
あくまでも個人的な意見ですが、全国区となった「がくとくん」が企業とコラボすることで、地域企業の発展にも貢献してくれるのではないかと思います。そういう視点も含めて、今後の「がくとくん」の動きに注目していきたいですね。
(ご当地キャラ総選挙 公式サイトはコチラ)
今回は以上です。