前回に引き続き、今回も動画を使ったPRとして有効なストーリーについて考えてみようと思います。
まず、今回ご紹介する動画は、早稲田アカデミーのブランドムービーの「へんな生き物」編です。動画はコチラ。
【ストーリー】
主人公は小学校3年生の男の子、たかし。たかしの不思議な習性を呆れながらも見守る母親。ある日たかしは思いもよらぬ事を母に告げます。そこから、たかしの行動に隠された秘密が明らかになります。…YouTubeより引用
(出典:YouTube)
どうですか?思わず、考えさせられちゃったり、日頃の自分の考え方を反省させられちゃう動画ですよね?
伏線→真実というストーリー

前回紹介したトヨタの「Loving Eyes -Toyota Safety Sense」の動画も「へんな生き物」の動画も2部構成になっています。
トヨタの動画の場合、前半は父親目線、後半は娘目線。早稲田アカデミーの動画の場合、前半は母親目線、後半は息子目線というように、2部構成にするこでストーリーにメリハリを付けることができるというのがポイントですね。
トヨタの動画の場合は、とことん感情移入させるための作りになっていましたが、早稲田アカデミーの「へんな生き物」の動画は、前半で共感させ、後半で”驚きの真実”を伝えるというストーリー構成になっています。
つまり、前半を複線にしているということですね。前半の伏線を後半に回収していくという流れなのですが、母親が共感する項目をうまく伏線に繋げているという、ただの伏線にしていない点が秀逸ですよね。
マネをするならこれから始めよう!
では、この動画を参考にあなたのPR動画を制作するとしたら、あなたなら、どんな作品を作りますか??といわれても、ちょっとハードルが高すぎますよね(笑)
ですから、この動画を参考にするなら、次のポイントを深堀していってみましょう。
①ターゲットは誰?
「変な生き物」の場合、ターゲットは母親です。では、あなたのPR動画を見てもらいたい「ターゲット」となる人は誰ですか?
②ターゲットのあるあるを探せ!
「へんな生き物」の場合、母親が不思議に思っている子供の"行動あるある"をみせることで、ターゲットに共感してもらうという狙いがあります。では、あなたのターゲットの「あるあるネタ」は何ですか?箇条書きでいいのでたくさん探してみましょう。
③商品やサービスとあるあるネタをつなげよう
これが一番ハードルが高くて難しいところですが、あなたの商品やサービスと、先ほど出したあるあるネタをつなげられないか考えてみましょう。その繋がりかたによって、PR動画の方向性が見えてくると思います。(正直これは、アイディア勝負のような気がしますが・・・。)
前回もお伝えしましたが、最近は動画によるPRが盛んに行われています。盛んにおこなわれているということは、効果があるということです。
その効果があることを、あなたは指をくわえて見ているだけですか?それとも、試行錯誤しながら挑戦してみますか?
紹介したようなPR動画を見てしまうと、「やっぱりプロが作ったものはクオリティが高い・・・」と感心して腰が引けてしまうかもしれませんが、クオリティが低くたって注目されている動画はたくさんあります。
資金に余裕があるならプロに頼めばいいですし、それができないなら、自分で作ればいいだけです。今ではiPhoneでもそれなりにキレイな動画を撮影できますからね。
ちなみにこの動画は、撮影に4日かけているようです。そこからさらに編集やアテレコしてますので、プロが1週間近くかけて制作しているものですから、クオリティが高くて当然ですよね(^_^)
ですが、動画をたくさんアップしている小さな会社は、撮影から投稿まで1日くらいでやってしまっています。要は、質より量ということでしょうか。
ですが、それも重要な戦略だと思いますよ。
今回は以上です。
面白いと思った方は、是非、取り組んでみて下さい。
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Tag: 動画戦略