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キングダムが打切りを免れ、トップを走り続ける理由(キングダム芸人より)

2015年5月28日に放送された「アメトーーク」でキングダム芸人が放送されたのですが、その中の話で「 キングダムが打切り を免れた」話が、ビジネスにも使えるヒントそのものだったので共有したいと思います。

 

 

キングダム芸人 とは?

まず、キングダムというのは週刊ヤングジャンプで連載されている原泰久先生の大人気漫画です。

ストーリーは、中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す少年・信と、後の始皇帝となる秦王・政の活躍を中心に戦乱の世を描くというもの。(Wikipedeiaより)

この作品は第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作で、過去にはNHKでアニメ化されるほどの人気作品です。

そのキングダムという漫画が大好きな芸人さんたちが、キングダムの魅力を熱く語る・・・というのが今回のアメトーークの内容でした。

 

 

キングダムが打切り を免れた方法とは?

キングダム芸人によると、一度読み始めたら、続きが気になって仕方がなくなるほど面白いそうで、ケンドーコバヤシさんは夜9時に1巻を買って読み、続きが気になって仕方がなくなり、その勢いでタクシーに乗って24時間やっている本屋さんに行って全巻(当時の最新刊まで)を買ってしまったのだとか。

私もこの番組をみてから試しに読んでみたところ、物の見事にハマりました。ヤバイくらい面白いので、まだ読んでない方は、ぜひ読んでみてください!・・・ただ、戦国時代を舞台にした漫画ですので、生死にまつわる描写も結構多いので、そういうのが苦手な人にはオススメできないですけどね。

そんなキングダムですが、じつは、打切り候補にまで上がっていたそうです。

それで悩んでいた原泰久先生は、師匠である井上雄彦先生に相談しにいって、井上先生にあるアドバイスを頂き、その通りに実行したところ、それ以降はずっと人気作品として君臨しているそうです。

井上雄彦先生といえば、スラムダンクやバガボンド、リアルという作品を残している、いわば巨匠です。大先生です(笑)。

 

そんな井上先生が伝えたアドバイスというのが、とても気になりますが、実はとてもシンプルな物でした。それは、

「(主人公である)信の”瞳”の大きさを、もう少し大きくしたほうがいい」

というものだったそうです。え!それだけ!?って感じですよね?

ケンコバさんが「一度読みだしたら止まらなくなる」といっているように、もともとのストーリーや作品の内容には問題がなかったハズです。それにも関わらず、主人公の瞳の大きさを少し変えるだけで、打切り候補作品だったのが人気作品に躍り出たということには、漫画の世界の奥深さを感じさせられますよね?

 

 

ビジネスに活かすべきポイントとは?

実はこの話、漫画の世界だけでなく、ビジネスでも同じようなことがおこっています。といっても、瞳を大きくすれば成功できる!ということではないですけどね(-_-;)

注目してほしいのはこの2点。


1点目は、師匠となる方に相談に行ったこと。
2点目は、そのアドバイスを実行に移したこと。

 

コンサルティング業務を行っていると、いろいろなアドバイスを求めらるのですが、実は、そのアドバイスを実際に実践する人というのは2割の人だけです。

その他の8割の方は、アドバイスを聞いても、「やってもムダ」とか「時間がない」というように、何かと理由を付けて実践しないで、また他の専門家にアドバイスを求めるといことを繰り返します。

その結果、何も変わらない(=悪い状況まま)という状態になっているのです。

 

反対に、実践する2割の方は、自分の考えは置いておいて、とにかくアドバイス通りに実践します。

さらに、もし仮に、その結果上手くいかなかったとしても、”人のせい”にするのではなく、「何が原因でダメだったのか?」をしっかりと考えることを行うので、その反省を踏まえた次の一手に活かすことができます。

キングダムが打切り を免れた理由/ 考えるな感じろ

キングダムの場合、井上先生にされたアドバイスは、「瞳の大きさを少し変えた方がイイ」というだけです。普通、そんなことを言われたら、「たったそれだけで人気がでたら苦労しないよ!」と思ってしまうものですが、原先生は素直に実践し、今ではキングダムを大人気作品へと成長させています。

つまり、原先生は2割の方に入る人だったということですね。

 

あなたは、困っていることや悩んでいることがあるとき、誰かに相談していますか?

相談しているとしたら、そのアドバイスに素直に実行するタイプですか?それとも・・・。

 


面白いと思ったら、是非、実践してみてください。
今回は以上です。

 

P.S.
井上雄彦先生のスラムダンクを大人になってからもう一度読んでみるのもお勧めです。私は、子供の時に読んだときよりも感動し、ちょっと泣きました。

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