売れる商品があるとわかると、すぐにマネされてしまう時代ですので、売上が落ちてきた、又は、売上を向上させるためには、新しい商品が必要だと思ってしまいがちです。
しかし、今ある商品やサービスの魅力を最大限に引き出す努力をしなければ、いつまでたっても、新しい商品を探し求め続けなければいけなくなります。
では、どうやって商品やサービスの魅力を引出すのかというと、商品研究をしっかりと行うことです。「そんなことはと、とうの昔にやっている!」という反論が聞こえてきそうですが、意外とやっていない方も多いと思いますので、私なりの方法をご紹介します。
①売れている理由は何か?
さすがに、今売れている商品が何かということは把握していると思いますが、なぜ、その商品やサービスが売れているかの理由を研究しているでしょうか?
ものによっては、TVで取り上げられたことがきっかけで、爆発的に売れるということもあります。その場合、TVでどのように紹介されたことが、お客さまの購入意欲を刺激したのか?ということを研究していますか?
何が購入意欲を刺激したのかということが分かれば、商品を魅力的にPRする方法も見えてくると思います。また、売れている商品以外の商品をPRする際にも活用できるので、売れている理由を知るということはとても重要です。
②売れなくなった理由は何か?
昨日まで爆発的に売れていたものであっても、ブームが去ればウソのように売れなくなってしまうことも普通にあります。
では、なぜ、ブームが去ったのか?つまり、なぜ売れなくなったのか?ということを研究したことはありますか?
売れなくなった理由がわかれば、今売れている商品が売れなくなるタイミングがわかるようになるかもしれませんし、反対に、売れている期間を引き延ばすこともできるかもしれません。
③売れなくなったものを復活させるには?
最後に、売れなくなった商品やサービスを、再び売れるようにするにはどうしたらよいだろうか?ということを考えてみてください。
売れていた理由と、売れなくなった理由がわかれば、じゃあ、もう一度売れるようにするにはどうしたらよいのか?ということが見えてくると思います。
その際にポイントなるのは、現在売れているものの理由を売れなくなったものに加えることができないか?という視点で考えることです。
例えば、日本伝統的なおもちゃである「けん玉」は、日本国内では衰退していく一方でしたが、昨年、逆輸入という形で再び注目を集め、けん玉人口が爆発的に増えました。
過去記事でも紹介していますが、その理由は
①決まりきった技を覚えるというスタイルから、自由な発想で技を生み出すというスタイルに変わったこと
②室内で練習・披露していたものを、公園や道端などで練習・披露することで、けん玉が多くの人に触れる機会が増え、技の成功の喜びを共有することに成功したこと
③あたかも、Coolな遊びのように作りあげた動画をインターネットに公開したことで、興味を持つ人を増やすことに成功した。そして、動画により技やテクニックを気軽に確認・研究できるようになったこと
というような要素が加わったことで、けん玉ブームを生み出すことに成功したと考えることができます。
過去記事はコチラ⇒けん玉がカッコいい
あなたも商品研究を行い、今ある商品やサービスをより多く売るための方法を研究してみてはいかがですか?
面白いと思った方は、是非、取り組んでみてください。
今回は以上です。
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Tag: 商品研究