店舗経営者などの、個人のお客さまを対象にビジネスを行っているかたは、急きょ、WEBサイトの再構築が必要になるかもしれません。
その理由は、グーグルが「ウェブサイトがスマートフォン向けに最適化されているかどうかを、検索ランキングの要素として使用する」ということを発表したからです。つまり、今後、モバイルフレンドリーではないサイトは、スマートフォン検索において、順位が下がる(可能性がある)ということなのです。ちなみに「モバイルフレンドリー」というのは、スマホ(モバイル)に対応しているやさしいサイトということから、スマホ向けに最適化していることを指すようです。
勘の良い方なら既にピンと来ているかもしれませんが、スマホ検索において順位が下がるというのは、WEB集客をしている方にとっては大打撃です。
というのも、20代~30代の約8割はスマホユーザーだと言われていますが、その8割の方は、お店の検索をPCではなくスマホで行っているからです。つまり、スマホ検索の標示順位が下がるというのは、そのまま集客数の減少→売上の減少につながるので、BtoCビジネスで、特にWEB集客を活用している方にとっては大問題になるのです。(ちなみに、PCからの検索には影響はしないそうです。)
それに、スマホ対応していないということは、ユーザーにとって不便ですから、当然、ユーザーは違うサイトに移動するだけなので、それが商売に直結するサイトであった場合、売上の機会損失になってしまいますから、スマホに最適化していないというのは、今後、機会損失を増やしていくだけになりそうです。
では、どうすればよいのか?というと、答えは簡単で、スマートフォン対応のサイトにすれば、即解決できます。
少し難しい話ですが、グーグルはモバイルサイトの技術的な構成としてスマートフォン対応にするには、次の3つのタイプをサポートしています。
・レスポンシブウェブデザイン
・動的な配信
・別々のURL
それぞれどういう意味なのか?ということは、依頼しているWEB制作会社の方にご確認下さい。もし、「わからない、答えられない」というのであれば、時代に即したWEBコンテンツの制作をしていないということでもありますので、今後の契約は、改めて考え直すことをおススメします。
(ちなみに私はWEBサイト制作は引き受けませんが、制作サポートは行います。理由は上述したように「WEBサイトを作ることは出来るけれど、WEBマーケティングなどはわからない(あえて触れない)」というWEB制作会社がたくさん存在するからです。クライアントさんとWEB制作会社さんの間に入って、WEBマーケティングも取り入れたWEBサイト制作をサポートします。)
また、重要なのは、とりあえずスマホ対応すればよいというわけではないということです。せっかくスマホに対応するのですから、スマホでキレイにWEBサイトを表示できるようにするだけではもったいないです。スマホからアクセスされることを想定したサイト設計をしなければ、やはり、機会損失のリスクからは免れません。ですから、その辺も合わせて依頼しているWEB制作会社に相談することをおススメします。
話しがそれましたが、上記のどれかの方法でWEBサイトをスマホに対応すれば解決できる問題です。WEB系に強いという方はご自分で対応できるかもしれませんが、そうでない方は、制作会社にご相談することをおススメします。
スマホ対応になっているかがわからないという方は、こちら
ウェブマスター向けモバイルガイドから、モバイルフレンドリーテストを行ってみてください。モバイルフレンドリーテストは、あなたのWEBサイトのURLを入力するだけで簡単に実行できます。
グーグルによるスマホ対応していないサイトへの影響は4月21日から。まだ対応していないという方は、それまでに検討することをおススメします。
ちなみに、当サイトはレスポンシブウェブデザインを採用しています。レスポンシブウェブデザインって何?という方は、この動画をご覧ください。(47秒で終わります。)
(クリックすると再生されます。)
今回は以上です。
面白いと思った方は、是非、取り組んでみてください。
Tag: WEBマーケティング