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シゴトをタノシクするヒント- Funを作ってFanを増やそう -
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数値にならない目標は、達成できない目標。「できるだけ多く」ではダメな理由

80%,数値にならない目標は、達成できない目標

「売上を増やしたい!」「リピーターを増やしたい!」「もっと集客したい!」・・・。これは私のクライアントさんの共通する悩みです。ですが、この悩みのままでは解決するのは非常に難しいです。

なぜなら、具体的にどれくらい増やしたいのかが分か
らない
からです。

具体的に”どれくらい”売上を増やしたいのですか?
・リピーターの割合を何パーセントにしたいのですか?
何人くらい集客したいのですか?

この質問にすぐに答えられる「目標数値」を持って、相談にくる方はほぼいません。多くの場合、「できるだけ多く増やしたい・・・」という回答をされます。もちろん「できるだけ多く」という気持ちはわかりますが、それを具体的にしなければ、対策の打ちようがありません。売上を10%増やすための施策と、200%に増やす施策とではやることが全く違いますし、それにかかる必用なコストや労力が全然変わってくるからです。


そして、何よりも、どうなったら目標を達成したことになるのか?が分からなくては、施策に取り組む方のやりがいが生まれずツマラナイものになり継続性が無くなってしまうことが、大きなデメリットだと思います。

100メートル走なのか、1000メートル走なのか?はたまた、1万メートルなのか、42.195キロなのかによって、気持ちの持ちようや、ペース配分は全然違います。100メートルのつもりで走り出したのに、実は42.195キロ走らなければいけなかったとしたら?陸上経験者の私でも、体力的にも精神的にも一気に疲れてしまい、リタイアすることになると思います。

目標が具体的になっていなければ、それを達成するための行動量もわかりません。どれくらいの行動が必用なのかがわからなければ、取り組む方にとっても疲労と不安、そして不満だけが溜まることになり、途中で投げ出してしまうかもしれません。

だから、具体的にすることが重要なのです。具体的というのは数値に置き換えることです。「1日の売上を50%増やしたい」「リピーターの割合を10%増やしたい」「1日10人集客したい」というように具体的な数字に落とし込むことで、それを実現するための対策というのが見えてきます。

例えば、「1日あたり10万円の売上を増やしたい」という場合、客単価が5,000円の場合、お客さまを1日20人増やせば達成できます(5,000円×20人=10万円)。だから、1日20人増やすためにはどうすればよいのか?というように、目標を達成するための課題が明確化し、具体的なアクションプランに落とし込むことができます。

ただし、数値に落とし込むからといって、1000%とか1日1000人というように、非現実的な数値では意味がありません。現実的な数値にするためには、基準値となる現状の数値を確認することです。そこから、現実的にどれくらいの数値に伸ばしたいのか?ということを考えていくことが大切です。

目標設定の方法については、コチラ⇒「スマートな目標の立て方」で紹介していますので、興味がある方はご覧ください。


数値にできない目標は、達成できない目標でしかありません。ですから、SMARTの方法に従って、目標を具体的な数値に落とし込むことが大切なのです。そのためにも、まずは、正しく現状を把握することから始めてみてはいかがでしょうか?

本日は以上です。
おもしろい!と思った方は、是非、取り組んでみてください。

 

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