まだ社会人の新人だった頃、特に私が気を付けていたことは、相手に話しかけるタイミングでした。
例えば、先輩社員に質問をするときに自分のタイミングで言うのではなく、相手の様子を見て、話しかけても良さそうかどうかを確認してから、声をかけるということをしていました。
これって結構当たり前のことではあるのですが、私がサラリーマン時代の経験でいうと、その当たり前のことができない人が少なくありません。しかもそれが新入社員ではなくて、中堅社員だったりするから驚きです。
これは、自分が質問をされる立場になって考えればわかることなのですが、忙しいときに突然話しかけられると、あまりいい気持ちにはならないというか、ちょっとストレスに感じます。
しかも、その内容が全然急ぎの内容でない場合、よりストレスを感じます。質問した本人的には、すぐに疑問を解消したかったのでしょうけれど、仕事の優先順位を考えたときに、他の人の仕事を遮ってまで質問するような急ぎの内容なのか?ということは、一瞬考えればわかるハズのことです。(中堅社員であるにもかかわず、それが出来ないというのは、色んな意味でマズイよな~と思います。)
ですから、相手に不快にさせないように、相手の様子を見て「今は質問しても大丈夫そうだな」とタイミングを計ってから質問をしていました。そうすることで、いつも親切に教えてもらうことができていたので、相手に話しかけるタイミングというものを計るクセが付いたのだと思います。
立場が変わっても、タイミングは重要
そしてこれは、教えてもらう立場から、教える立場に変わったときにも有効です。例えば、相手の仕事の手が止まりパソコンとにらめっこしている時は、明らかに何かにつまづいている時です。
ですからこの時に、「○○さん、どうかしました?」と一声かけるだけで、相手にとっては「いいタイミングで話しかけてくれました!」と思ってくれます。
パソコン操作で困っているだけなら、すぐに解決することができますし、仕事の内容で困っているのであれば、ヒントを出すことができます。こうすることで、お互いにストレスを感じることなく仕事ができますし、仕事もスムーズに進みますので、効率化にも繋がります。
さらに、コミュニケーションを円滑にするきっかけににもなります。「相手に話しかける」きっかけにもなりますし、「相手から話しかけられる」きっかけにもなります。
例えば、一度パソコンの操作で困っていることを解決したことがあれば、次にパソコンの操作で困ったときには「あなたに聞いてみよう」と考えてくれるからです。
このことからわかることは、相手を観察するだけでいいので、特別なスキルや能力は必要なく、コミュニケーションを円滑にできるということです。
職場のコミュニケーションを円滑化を図るなら、まずは、相手の観察をするということから始めてみてはいかがでしょうか?
今回は以上です。
P.S.
ちなみに、もし、相手のタイミングを待ってられない時は、「○○さん、今ちょっといいですか?」と確認すると、相手の都合の良いタイミングを教えてくれるので効果的ですよ。
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Tag: 人材育成
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