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地域限定CMなのに、口コミで全国区に!?英進館の面白いCM

英進館という学習塾をご存知ですか?九州地方でしか展開していないので九州以外の地域の方は、ほとんど知らないと思います。しかし、ある戦略戦略をとったことで、口コミで知名度が全国区になるかもしれません。

そのある戦略とは、TVCMです。TVCMといっても、熊本周辺地域でしか放送していないTVCMなのですが、ある理由があってネットで口コミされることに成功しています。

その理由というのは「面白さ」です。

では 英進館の面白いCM とはどんなものなのかを、さっそくご覧下さい。

(60秒の動画です。出典:YouTube)

動画のオチを見て、思わず納得してしまう方もいるのではないでしょうか。(私も思わず笑ってしまいました。)

ちょっと気になってみたので、他の動画もチェックしてみたのですが、英進館という塾は、これまでにも面白いCMを作っていただけでなく、真面目なCMもしっかりと造っているようで、動画戦略を上手に活用している、”今らしい”学習塾という印象を受けました。

 

 

動画戦略 でも、「 面白さ 」は 重要

この学習塾はYouTubeでの専用チャンネルを作っており、YouTubeから、自社サイトへの誘導を狙うということもしっかりと行っていることからも、戦略的に動画を取り入れていることがわかります。

また、作成した動画も15秒、30秒、60秒バージョン用意していることから、”TVCMをみた人に検索される”ということを想定しているということもポイントですね。

 

そんな戦略的に動画を取り入れいている企業だからこそ注目したいポイントは、”動画の内容によって差が生まれるのか?”という点です。

言い換えると、”どんな動画だと再生回数が増えるのか?”ということであり、もっというと、”どんな動画にすれば狙った成果に繋がるのか?”ということです。

英進館のケースで見てみると、真面目な説明動画と面白さ狙った動画とでは、やはり再生回数に差が出ており、面白さを狙った動画の方が多く再生されているということがわかります。

例えば、紹介した「歩く男」という動画の60秒バージョンは、拡散されていることもあり、一番多く再生されているようです。(私がこの記事を書いている最中に、3,000回近く再生されていました。)

 

 

何のためのCM ですか? | 目的を 明確 にする

目的は何ですか? | 英進館の面白いCM を例に考える

ただし、何でも間でも面白い動画にすればよいというわけではありません。

というのも、再生回数が多ければ、それだけ売上に繋がるとは限らないからです。言い換えると、「YouTubeで沢山再生されたけど、売上には全然繋がらなかった・・・。」というケースもあるからです。

例えば、個人学習塾のような地域密着型のビジネスをしている場合、それ以外の地域の方に視聴されても、それが売上に繋がるケースはほとんどありません。なぜなら、興味があっても通うことができないからです。(通信制なら別ですが・・・。)

ですから、こういった企画を行う際には目的を明確化することがとても重要です。

例えば、「認知度をアップさせたい」という目的なら、面白いモノをつくることはとても有効です。しかし、「問合せを増やしたい」という目的の場合は、”面白いだけ”ではダメで「問合せしたくなるような仕掛け」が必要になります。

こういう話を聞くと、「認知度をアップさせて、問合せを増やしたい」というような、”一石二鳥”のモノにしたいという欲求が出てきてしまいますが、それでは、中途半端なものになってしまうので、どちらかに的を絞って企画することをおススメします。


今回は、地域限定のCMをきっかけに全国区に知名度が広がる可能性のある、動画戦略の例をご紹介しましたので、あなたのビジネスでも同様のことが出来る可能性があるということを踏まえ、動画をつかった戦略に取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

今回は以上です。
面白いと思った方は、是非、取り組んでみてください。

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