小売業やサービス業を行っている方の中には、
ポイントカードを発行している方もいると思います。
ポイントカードを発行する主な理由は、
お客様にリピート利用してもらうことです。
「ポイントが溜まったら、お得なサービスを受けられるので、
また来てくださいね」
という意味合いが込められています。
ですので、お会計の際にポイントカードの有無を確認し、
持っていない方には、発行するということを行っています。
しかし、この行為には注意が必要です。
なぜなら、発行したカードのほとんどが、
再び利用されることなく捨てられてしまう可能性が高いからです。
カードが捨てられる理由は?
ポイントカードを発行する主な理由は、
お客様にリピート利用してもらうことだということは先に述べました。
ということは、多くの小売業やサービス業の方が、
ポイントカードを発行しているということでもあります。
つまり、お客様の立場として考えると、
行く先行く先でポイントカードを渡されるので、
不要だと判断されたカードはどんどん捨てられていくということでもあります。
たかがポイントカードと思うかもしれませんが、
ポイントカードを作るのにもコストがかかっていることを忘れてはいけません。
例えば、お客様に発行したポイントカードの7割が捨てられていたとしたら、
ポイントカードを作るコストの7割がムダになってしまうということです。
ムダにしないために、
お客様に発行するかどうかを確認するということを行っていると思いますが、
発行したカードのほとんどがムダになっている可能性は少なくありません。
ポイントカードをムダにしないためには?
ポイントカードをムダにしないための方法として、
お客様の情報を取得するということがとても重要です。
以前のコラム(ポイントカードが、売上増のヒント!?)でも記載しましたが、
お客様の情報を取得することによって、
売上をアップさせるための様々な情報を戦略的に集めることができるからです。
集めた情報を分析する例ですが、
・いつ、だれが、何を購入したのか?
・誰が何回購入したのか?
・誰が、どのくらいの間隔で利用しているのか?
といったことも、
今後の戦略を構築するうえでとても重要になります。
逆に、
・どういったお客様は、リピートしてくれないのか?
ということも分かるかもしれません。
例えば、リピート利用しているのが女性だけだったら、
男性にカードを発行ない方が良いという方針に変えることもできます。
ポイントカードを作るだけでもコストがかかっています。
ですので、戦略的にポイントカードを発行しなければ
そのほとんどがムダになってしまいます。
ポイントカードを活用すれば、
売上をアップさせるヒントをたくさん集めることが出来ます。
現在使用しているポイントカードが、
ムダになっていないかどうか、確認してみることをオススメします。
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