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シゴトをタノシクするヒント- Funを作ってFanを増やそう -
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やっていい自虐PRとダメなPRの違いとは?

自虐PR動画をご存知ですか?
自虐とは「自分で自分を痛めつける」って意味なので、本来なら、やってはダメな自虐PRという位置付けになるはずですが、ここ数年は、その「自分で自分を痛めつけてPRする手法」が、地方自治体で採用されるケースがあります。

 

なんでわざわざ、マイナスになるような「自虐」をPRネタにするのか?というと、クスっと笑えたり、面白かったりすると、SNSで拡散され、結果的に多くの方の目に触れる機会が増えるからです。

 

ですから、”面白いコト”を作ることになるので、私もオススメのPR手法の一つなのですが、「自虐PR」って結構難しかったりします。

なぜなら、「笑えるかどうか?」ってさじ加減が結構難しいからです。

 

 

 

 

やっちゃ ダメな自虐PR 〜 クレーム 多数 ・ 炎上 しちゃうやつ 〜

 

例えば、兵庫県東播磨(ひがしはりま)の自虐PR動画が、同地域の明石市長からクレームが起きたということで、悪い意味で注目されました。

 

東播磨県民局兵庫県 PR動画 | やっちゃダメな自虐PR動画※画像:東播磨県民局兵庫県 Youtubeチャンネル より

 

PR動画の内容はというと、 兵庫県南部の東播磨地域(明石市、加古川市など3市2町)を擬人化し、控えめで目立たないアイドルが、周囲から励まされるうちに地元の魅力や名物の豊富さに気付いていくという成長ストーリーという構成です。(全5話のPR動画)

 

で、このPR動画の何がダメだったのか?というと、市長からの「明石市は自信を持っている(だから、自信がないキャラを設定するのは違う!)」というのもあるのでしょうけど、個人的には、2話のトレーナーさんから、一人だけ叱咤されるシーンが不快だったからかな?と考えられます。

 

Youtubeのコメント欄を見るにも、

兵庫県内でも未成年者や子供の自殺者数が増えており、その自殺理由の多くは学校内での差別、侮辱、格差が原因だ。そんな社会情勢の中、県行政が格差や侮辱を子供にまであおる内容が問題視されている。

というような書き込みがあるように、「笑える自虐」のはずが、「笑えないイジメ問題」という認識で捉えられたことで、クレームや炎上に繋がったと考えられます。

 

 

もうひとつ、過去の地方PR動画で炎上したものに、鹿児島県志布志市の「うなぎのうな子『養って』」という動画がありました。

鹿児島県志布志市 ふるさと納税 PR動画 | やっちゃダメな自虐PR 動画※画像:鹿児島県志布志市 ふるさと納税PR動画 より

こちらは、ふるさと納税返礼品の、養殖うなぎを紹介する内容なのですが、”うなぎ”をスクール水着の美少女に擬人化し、プールで育てていくというストーリーになっています。

この動画の何がダメだったのか?というと、ちょっと卑猥に見えるシーンがあったり、女性が「養って」というシーンがあることに、”女性差別”を連想できたからのようです。(ちなみに、こちらの動画については、海外でも「女性差別」という視点で話題になったようです。)

 

 

 

どちらにも共通するのは、擬人化・・・・ってことではあるのですが、そこではなくて、「狙った笑い(ネタ)」が、”面白い”ではなく、”不快”に感じた方が、一定数以上出てしまったということです。

 

きっとどちらの動画も、「これはウケるハズ」 と狙って作っていると思いますが、「多くの方が目にするもの」という視点が欠如していたたのだと思います。

ですから、「自虐がダメ」ということではなく、「それはやっちゃダメでしょ」というシーンや想像できるもの含まれると、クレーム等の問題が発生するということです。

 

 

ちなみに、兵庫県東播磨の動画は、「制作費500万円は税金の無駄だ」という声もありますが、ちゃんとした所に依頼すればそれくらいの価格にはなります。まぁ、それでもちょっと高いですけどね。

不快に思った人は「それ相応の価値がある」とは思わないでしょうから、クレームの一つの要素にはなっていますね。

プロにPR動画を依頼しようと思ったら、結構な高額出費になりますので、その辺は費用対効果を考える必要があると言えます。

 

 

 

やってもいい自虐PRの例

 

自虐PRで成功している例を紹介すると、やはり島根県が挙げられます。
ただこちらは、県の公式PRか?というと、微妙なのですが、「面白い自虐PR」という意味では、群を抜いているので紹介します。

 

 

思わずクスっと笑ってしまうネタを使っていますよね?

まぁ、「鷹の爪団」のキャラクターを使っているのは若干反則感がありますけど、ご当地漫画家がいれば、マネできるネタではあります。

 

島根県の自虐PRの特徴としては、ある種の「県民あるある」であり、”不快”を感じさせない、ちょっと笑えるモノであるということが、あげられます。

「島根は日本の領土です!」と言われても、領土問題にされているあの島にかけてあるんですけど、当然すぎて、誰も不快にならないですからね(笑)

 

そういう意味では、TV番組の「ケンミンショー」でやっているネタを、参考にして自虐PRを考えるというのもありだと思います。

 

 

やってもいい自虐PRとダメなPRの違いって、当たり前なんだけど、製作者側としては見落としやすい部分だったりもするので、これから自虐PRを考えている方は、多方面の視点から見られたときに、「不快」に感じるコトがないかどうか?ということを必ずチェックすることをお勧めします。

 

今回は以上です。面白い!と思った方は、ぜひ、実践して見てください。

 

 

ちなみに、島根県のお隣の鳥取県もいい感じの自虐PRやってます。「バーロー」とか、わかる人には笑えるネタだと思います(^ ^)

 

 

 

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