Webサイトの解析を定期的に行っていますか?
そんなこというと、難しそうなニオイがするので敬遠されてしまいそうですが、Webサイトをもっているなら、絶対にやらないとダメです。絶対!
といいつつ、正直、私もそんなに細かくはやっていないですけど・・・。
とりあえず私は、
「アクセスが一定数を超えたらメールでお知らせしますよ」
というGoogleアナリティクスの便利な機能を設定しているので、アクセスが急増したらすぐにチェックできるようにしています。
で、ここ数日、そのGoogleアナリティクスより、そのメールが届いていたのでチェックしてみると・・・
連続で、通常の5倍くらいのアクセスがありました・・・。
結論からいうと、これは、いわゆるリファラースパムというものだったのですが、これが結構紛らわしいもので、ɢoogle.com・ lifehacĸer.com という文字が表示されていました。
一見、GoogleとLifehackerからのアクセスなのか?と思いましたが、よーくみてみると、GoogleのGが大文字ではないですし、Lifehackerのkも、何かが違うんですよね・・・。
これ、特殊文字らしいのですが、人間の状況判断能力(「恐らく、こうだろう」と予測して判断する能力)を悪用したものなので、タチが悪いです。
というわけで、早々にフィルタをかけて、ブロックしました。
Googleアナリティクスのブロックの仕方
ブロックというか、対策の仕方はとても簡単です。
過去にも、備忘録として掲載したこともありますが、再度ざっくりと残しておきます。
1.「Secret.ɢoogle.com You are invited! Enter only with this ticket URL. Copy it. Vote for Trump!」の設定方法(言語でフィルタを設定する)
①Google Analyticsにログインし、
②スパム対策をしたいWEBサイトを選択し、
③「管理」をクリックし、
④「全てのフォルタ」を選択し、
⑤「フィルタを追加」ボタンをクリック、
⑥フィルタ名(任意でOK)、
⑦フィルタの種類(カスタムを選択)、
⑧フィルタフィールド(言語設定を選択)、
⑨フィルタパターン(Secret.ɢoogle.com・・・Vote for Trump!を丸々コピペする。)、
⑩左側にある「すべてのウェブサイトのデータ」などのフィルタを設定したいデータ全てを「追加」ボタンで右に移動して「保存」
で完了です。
<追記>
言語設定でフィルタを設定するだけでなく、それに加えてReferral→参照元で、怪しいURLを、フィルタフィールドを”参照”でフィルタをかけると、より、安心の仕方は下記に記載。)
上記で紹介したものの他にも、「o-o-8-o-o.com search shell is much better than google!」なんて言語からのスパムアクセスや、「reddit」というソーシャルネットワークからのスパムっぽいアクセスがありましたので、それぞれ”言語”と”ソーシャルネットワーク”でフィルタを設定しました。
2.「lifehacĸer.com」の設定方法(除外でフィルタを設定する)
①Google Analyticsにログインし、
②スパム対策をしたいWEBサイトを選択し、
③「管理」をクリックし、
④「全てのフォルタ」を選択し、
⑤「フィルタを追加」ボタンをクリック、
⑥フィルタ名(任意でOK)、
⑦フィルタの種類(カスタムを選択)、
⑧フィルタフィールド(参照を選択)、
⑨フィルタパターン(lifehacĸer.comを丸々コピペする。)、
⑩左側にある「すべてのウェブサイトのデータ」などのフィルタを設定したいデータ全てを「追加」ボタンで右に移動して「保存」
で完了です。
独自のWebサイトをもっているなら、こうしたリファラースパム対策は面倒ですが、こまめにやっていくことが大事です。
所要時間も5分、慣れれば1件につき2分もかかりませんので、気づいたら、都度、対策設定を行うようにしましょう。