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シゴトをタノシクするヒント- Funを作ってFanを増やそう -
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美術館がやっているあるテクニックを活用して、ファンを増やす方法

美術館がやっているあるテクニックを活用して、ファンを増やす方法とは?

美術館や水族館、動物園といった施設では、1000人目とか3000人目というようなキリの良い順番にやってきた来場者を、熱烈に歓迎する文化があります。あなたもきっと、TVでその光景を見たことがあると思います。。

そういうシーンを見ると、なんとなく「いいな~」とか思ってしまいますが、それは、きっとあなたのお客さまも同じように感じていると思います。

ということは、この仕組みを販促として取り入れれば、お客さまに悦んでもらえるということも、想像できると思います。



しかし、実際には、この仕組みを販促として取り入れているケースは、結構限られているようです。

もしかしたら、冒頭で紹介したように、美術館や博物館、動物園や水族館といったような大型施設ダケの専売特許のようなイメージがあるからかもしれません。

ですが、「こうしなければダメ」というようなルールがあるわけではないので、その気になれば、どんな業種でも取り入れることは簡単にできます。

ただし、それをサプライズでやるのは販促の視点からも非常にもったいないので、今回は「予告」というテクニックを紹介します。

 

「予告」で人をワクワクさせよう

 

 



「予告」というテクニックは、人をワクワクさせるのには、もってこいの技です。

例えば、TVドラマやTVアニメでは、必ずと言っていいほど「次回予告」がありますよね?

あれは、次回予告があることで次が気になってしまい、次の放送日までその番組の存在を忘れられなくさせることが狙いです。

実際に、ワクワクしながら次の放送日を待ち望んだという経験がある人も、多いのではないでしょうか?



ですから、その「予告」を記念すべき来場者を祝う企画にも取り入れるのです。

例えば、「もうすぐ来場者〇人!記念すべき〇人目のお客さまには、ささやかながら記念品をプレゼントします!」というような情報を、ホームページやFacebookなどのネット上に掲載するのです。

そういった予告を出すことで、「もしかしたら、私が〇人目になるかも!?」というように、お客さんをワクワクさせることができます。

 

”記念すべき〇人目のお客さま作戦”は、自由に設定できる。

 

 



この「記念すべき〇人目のお客さま」を祝うという企画の良い所は、わりと自由に設定できる点です。

どういうことかというと、「〇番目の来場者」と一言で言っても、

・オープン以来の累計なのか?
・今年度の累計なのか?
・今年の累計なのか?
・今月の累計なのか?
・代表者が変わってからの累計なのか?

というように、基準を変えれば何度も企画することが出来る点です。



もしかしたら、「何度も、記念すべき〇人目のお客さまを祝うということはする必要がないのでは?」と思ったかもしれません。

ですが、これにはきちんとした理由があります。

実は、何度も企画するのは「祝う」ことが目的ではなくて、「お客さまをワクワクさせる」ことが目的だからです。

 

お客さまをワクワクさせることが、集客効果に繋がる

 

 



例えば、「祝うこと」が目的の場合、めったに遭遇しないということもあり、幸運が必要な要素が強く、それを期待するお客さまというのは、ほとんどいません。

つまり、お客さまの行動を促すきっかけ(= 集客)にはなりにくいということです。



それに対し、「ワクワクさせること」が目的の場合、「記念すべき、今月20人目のお客さま」というように、ハードルを低く設定することができるので、お客さまに、それを期待させることができます。

つまり、お客さまの行動を促すきっかけ(= 集客)になりやすいということです。

しかも、ワクワクさせることが目的の場合、何度も行うことができますので、”定期的”な集客効果を期待することができます。

 

ワクワクする = ファンになる!?

 

 



そういった「ワクワクさせること」を繰り返すことで、お客さまは、次のように考えるようになります。

「どうせ行くなら、ワクワクできる〇〇(あなたの所)に行こう・・・。」

さらに、そのワクワクによって、勝手に口コミもしてくれます。

例えば、「〇〇って知ってる?いつも△△できるから、ワクワクするから、つい行っちゃうんだよね~」というように。



少々強引な感じもあるかもしれませんが、毎回ワクワクできるというのは、それだけで、かなり貴重な存在になります。

取り扱っている商品やサービスが、他と大差なかったとしても、ワクワクするような仕掛けがあるだけで大きな違いとなり、選ばれる理由になります。

ですから、今回紹介したような「予告」をすることで、お客さまをワクワクさせてみてはいかがでしょうか?



今回は以上です。
面白いと思った方は、是非、取り組んでみてください。

 

 

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