今回はWEBサイトへのアクセス数に影響を与える、 リファラースパム について、予備知識として知っておいてほしいと思ったので、紹介します。
そのまえに「リファラースパムって何?」という方も結構多いと思います。
恐らく、Webサイトの管理や分析を行ったことがない方にとっては、無縁の言葉ですので、知らない人の方が多いといっても過言ではないと思います。というか、普通は知らないハズです(笑)
誤解を恐れずに、簡単に説明すると、リファラースパムとは、アクセス解析を行っている人を引っ掛けるための、偽アクセスです。しかも、そのアクセス数が1件、2件というものではなく、何十件もくるので、アクセス数等の測定を行なっている、しっかりとWEB対策を考えている方にとっては、厄介な存在です。
リファラースパムについて、詳しく知りたい方は、当記事の下部にあるリンク先でご確認ください。たぶん、Web知識のない方には、???(理解不能)だと思いますが・・・。
悪徳WEB制作会社は、 リファラースパム を活用している??
では、なぜ、そんなマニアック(?)な言葉について取り上げたのか?というと、悪徳業者に騙されないための予備知識として必要だと思ったからです。
どういうことかというと、中小企業や、店舗経営者、個人事業主などの多くはWebサイトを、外注して作ってもらっています。
その際に、発注者側にwebの知識があまりなかったとしても、勘の良い方がいればGoogleアナリティクスのようなツールを導入してもらい、アクセス解析を行えるようにしてもらっているハズです。
ですが、実際のところ、それを自分達でチェックしているのは少数で、大半は、業者にわかりやすくまとめてもらったレポートを有料で提出してもらっています。
じつは、ここに落とし穴があります。
なぜなら、アクセス数なんてそんなに重要な数字ではないのにも関わらず、WEBマーケティングの知識がない方は、アクセス数が重要な数字だと思っているからです。
ですから、発注者側に満足してもらうために、業者側としては「いかにアクセスが増えたのか?」がわかりやすく伝えることができるか?が重要になります。
アクセス数だけを急増させるリファラースパムは普通に考えれば厄介な存在なのですが、そういう業者にとって好都合な存在なのです。
どういうことなのか?というと、もう想像がついていると思いますが、悪徳業者は、このリファラースパムによるアクセス急増のグラフを見せて、「御社のホームページのアクセス数がこんなに増えましたよ!」とレポートにして見せてくるわけです。
そのレポートを受け取った発注者側は、「オタクに任せて正解だったよ!」と大満足してくれますからね。
WEB解析のレポートは詳細までチェックしよう
そんなふうに悪徳業者に騙されないように、アクセス急増したのであれば、どういう経路(検索キーワードは何?リンク元はどこ?などの情報)でアクセスが増えたのか?は最低限チェックするようにしましょう。
リファラースパムかどうかを一瞬で判断する一つの基準としては、急増したアクセスの大半が国外からのアクセスの場合です。ですから、アクセス元の地域を確認するというのも一つの手です。(グローバル展開している場合は違いますけどね)
単純に、業者に書面でのレポートを作ってもらっても、説明を受ける際には、実際のアナリティクスの画面を見ながら説明してもらう方が、詳細まで聞けるのでオススメです。
その辺は業者とお金の相談になるかもしれませんけどね。
一番低コストに抑えたいのであれば、自分でチェックできるようにすることです。別に、プロフェッショナルレベルでアナリティクスの知識を学ぶ必要は一切ありませんので、本当に必要な部分だけ見ることができて、状況を判断することができるようになれば十分ですからね。
というわけで、リファラースパムのアクセス数急増のデータに騙されないように、注意しましょうという啓発でした。
※当記事は、大幅に改変しております。改変前の記事はこちらに掲載していますので、よかったらご覧ください。
参考:リファラースパムについては、こちらの記事をご覧ください。