あけましておめでとうございます。本年は、アクティブな一年にする予定でおりますので、関係者の皆様、何卒、よろしくお願いいたします。
新しい年を迎えるにあたり、「今年は〇〇な一年にしよう!」というように、心新たに、目標を立てる方は多くいます。これは、本当に素晴らしい事ですので、是非、年初めの仕事としてやることをオススメします。
そうはいっても、残念な事実もあります。
もしあなたが、これから”今年の目標を立てる”のでしたら、あなたは既に、”出遅れている”ということになります。なぜなら、昨年の内に、今年の目標や行動計画を立てておくことが、一番スムーズにスタートダッシュをきる方法であり、既にスタートダッシュに成功しているライバル達がたくさんいるからです。
例えば、お正月早々にキャンペーンを行っている所は、昨年の内にその企画と実施するための仕掛けの設置も行っていたから、元日や2日からキャンペーンを開始することができるのです。
だから今更、”目標を立ててもムダ”ということを伝えたいのではなくて、既に出遅れているのなら、その差を埋め、逆転するためには何をしますか?ということです。そして、それに対するあなたの答えを、是非、行動計画に組み入れてください。
また、目標を設定する方法については、SMART(スマート)を意識して設定して下さい。
SMARTというのは、
・Specific:具体的、明確
・Measurable:計測可能
・Agreed upon:達成可能(同意している)
・Realistic:現実的
・Timely:期限が明確
の頭文字をとった、目標設定の方法です。
SMARTって何?という方は、次の動画で概要を紹介していますので、ご確認ください。
※クリックすると、動画が再生されます。(約4分半の動画です。
「今年こそ」と思っているなら・・・。
「今年こそ、〇〇という目標を達成したい」というような願望があるのでしたら、それを達成するために大切なポイントがあります。
それは、「いつもとは違うことをすること」です。つまり、変化を加えることです。
ものすごく当たり前のことですが、いつも行っていることを単純に繰り返すだけでは、同じ結果しか得ることはできません。ですが、多くの方が、いつもと同じことを続けながら、いつもとは違う、”理想の結果”を得ようとしています。
これは、ドラえもんの”のび太”が、テストの勉強もせずに毎日遊んでばかりいるくせに、次のテストで100点取とろうしているようなものです。ドラえもんの秘密道具を使わなければ、まぁ、ムリですよね?もしあなたが出木杉君であるなら可能かもしれませんが、ドラえもんの秘密道具がない現実世界では、いつもと同じことを続けていては、理想の結果を得ることは、ほぼ無理です。
ですから、特に、ビジネスにおいては「これを続けていれば、きっと上手くいくハズ」という考え方は、捨ててください。絶対にうまくいきません。
変化を加えるとは?
では、変化を加えるというのはどういうことなのか?
例えば、「集客が上手くいかない」という場合、集客方法に変化を加えることで解決する可能性があります。
集客方法に変化を加えるというのは、①集客媒体(又は内容)、②集客商品、③集客対象に変化を加えるという方法が挙げられます。
①集客媒体
集客媒体に変化を加えるというのは、例えば、広告媒体を変えるということを考えることができます。
・広告を出す媒体をA誌からB誌に変える。
・広告を出す媒体を、雑誌からネットに変える。
・フリーペーパーから、ポスティング用チラシに変える。
・新聞折り込み広告に変える。
・ビラ配りに変える。
また、広告媒体の”広告の内容(文面)”を変えるということも、とても重要です。
・キャッチコピーを変える。
・オファーを変える。
・案内文を変える。
・文字のフォントを変える。
・文字のサイズを変える。
例えば、フリーペーパーに広告を出している場合、誌面の広告の案内文は毎月変えて掲載されます。もし、それが成果に繋がっていないのであれば、キャッチコピーやオファーを変えるということがポイントになります。
文字のフォントやサイズを変えるだけでも、読み手の印象が、ガラリと変わることもありますので、侮れません。
②集客商品
集客商品に変化を加えるというのは、例えば、集めるための商品(サービス)を違う商品に変えるということを考えることができます。
多くの方が、自分が一番売りたい商品を前面に出して、お客さまを集めようとしています。しかし、その商品が高額なモノであったりするケースも多いので、新規客にとっては敷居が高く、行動を起こしにくいという結果になりやすい傾向があります。
そこで前面に出す商品を、お客さまを集めるための商品(= 集客商品)に変えるのです。集客商品は、自分が一番売りたい商品ではなく、お客さまが興味があり、且つ、購入する敷居の低い商品にすることで、新規客を集めやすいだけではなく、購買に繋げやすいという特徴もあります。
そして、ここからが重要なのですが、一度購入してくれたお客さまに対して、一番売りたい商品を販売するというビジネスフローに変えることです。そうすることで、売りたい商品も買ってもらいやすくなります。
これは、フロントエンドとバックエンドという考え方ですので、取り入れることをオススメします。
③集客対象
集客対象に変化を加えるというのは、集めるお客さまを変えるということです。
・ターゲットの性別を変える。
・ターゲットの地域を変える。
・年齢でターゲットの絞り込みをかける。
・購入回数でターゲットの絞込みをかける。
・利用頻度でターゲットの絞込みをかける。
ターゲットを決める方法は他にもいくつかありますので、あなたのビジネスにマッチした方法で、絞込みを行い、新たなターゲットのための集客活動に取り組んで下さい。
※注意点としては、あなたが取り組んでいるビジネスによって、絞り込み方が変わってきますので、単純に絞り込めばいいというモノではないということは、忘れないでください。
以上が、①集客媒体、②集客商品、③集客対象を変えるということです。「いつもと違うことをする」ということが、なんとなく、ご理解いただければ幸いです。
「今年こそ・・・」と思っていることがあるのでしたら、いつも(例年)と同じことを行うのではなく、いつもとは違う事を行うことが、新たな結果に繋がるということですね。
今回は以上です。
面白い!と思った方は、是非、取り組んでみてください。