ビジネスを行うなら、儲けるための仕掛けを作ることが重要です。
その儲けるための仕掛けを行ううえで、フロントエンドとバックエンドというモノを知っているのといないのとでは大きな違いになってしまいます。簡単に言ってしまうと、フロントエンドというのは「入口商品」のことで、バックエンドとは「本命商品」のことを差します。
ですが、現状のビジネスモデルにおいて、このフロントエンドとバックエンドという考え方のないケースが非常に多いです。
フロントエンドがないデメリット
フロントエンドとバックエンドの考え方がないビジネスのデメリットは、集客が難しいということです。
入口商品と本命商品という概念がないため、最初から一生懸命、本命商品を販売することになります。ですが、本命商品は高額なので、お客さまも慎重になってしまい、問合せをすることや来店することに躊躇してしまいます。そのため、売上にも繋がりません。
それは、広告を出したりチラシを配布したり、営業マンが頑張ったりしてみても同じです。
これは、集客のハードルが高いことが原因です。
理想をいうと、お客さまに躊躇させることなく、行動に移してもらうことです。そのためには、変なところで戸惑ったりしないように、こちらから誘導してあげることが重要なのです。
こちらから誘導することで、お客さまが購入するまでスムーズに話をすすめることができるようになります。
その誘導する役目の入り口を担っているのが、フロントエンドです。
フロントエンドのミッション
フロントエンドのミッション、それは、本命商品を購入しそうな見込み客のアクション(行動)を獲得することです。アクションというアバウトな表現にしたのは、ビジネスモデルによって、具体的な行動が変わってくるからです。
例えば、ネットを中心に活動している方の場合、フロントエンドにプレゼントを用意して、「欲しい方はコチラにご登録ください」という感じで、メールアドレスなどの情報をゲットします。
メールアドレスをゲットしたら、後は、そのアドレスにメールを送り、本命商品に興味を持たせ、徐々に欲しくさせていき、本命商品を販売するという、一連のフォーマットになっています。
例えば、スーパーが出す折込広告の赤字覚悟の「目玉商品」というのも、フロントエンド商品です。広告に目玉商品(フロントエンド)を掲載することで、お客さまの来店という行動を行せることが目的です。
あとは、来店してくれたお客さまに、目玉商品以外の商品も買ってもらうことで、利益を出すことができます。
例えば、企業のホームページでよくある、資料請求というのもフロントエンドの一つです。資料請求するということは、その企業に興味があるということなので、後は、フォローの電話なりメールをすることで、販売機会を伺うという方法です。
3つほどフロントエンドの例をあげましたが、どれも、本命商品を購入しそうな見込み客のアクションを起こすモノであるということがわかると思います。
フロントエンド商品は何ですか?
バックエンドは、今取り扱っている本命の商品やサービスのことですが、あなたの本命商品を購入してくれる可能性のあるお客さま(見込み客)に、あなたはどんなフロントエンドを用意しますか?
是非、考えてみてください。
そして、現在行っている集客施策がフロントエンドになっているかどうかも確認してみてください。
今回は以上です。
面白い!と思った方は、是非、取り組んでみてください。