施術系や、飲食店の経営において、
予約制にするかどうか?で悩まれる方は意外と多いです。
というのも、 予約制のメリット がよくわかっていないからです。例えば、
「予約が入らないときは赤字経営になるのではないか?」とか、
「集客ロスになるのでは?」といった、
「うまくいかない場合はやばくない?」という不安に
駆られるからのようです。
結論からいってしまえば、
予約制は導入すべき!です。
最初は、予約制度を導入しつつ、
一般客の受け入れもするってやり方から、
徐々に、完全予約制にシフトしていくといいですね。
予約制の導入のきっかけになればいいな〜と思うので、
今回は、 予約制のメリット を4つご紹介します。
予約制のメリット
①未来の売上を確保することができる
②あなたとお客さま双方に時間的メリットがある
③お客さまの情報を事前に確認した上で対応できる
④ある程度の来店客数が予測できるのスタッフのシフトを組みやすい
①未来の売上を確保する
予約制の最大のメリットは、
未来の売上を具体的な日時に落とし込むことができるということです。
予約制でない場合、
いつ、どれくらいのお客さまがやってくるかを
予め予測することができません。
そのため、日によってはとてもヒマだったり、
とても忙しかったりとバラつきが出てしまいます。
しかし、予約制にすることで、
毎日一定数のお客さまを確保することができます。
一定数のお客さまを確保することができるということは、
未来の売上をある程度予測することが可能になります。
そのため、翌月の予算を達成できるか否かを、
前もって把握することができるので、
数字が足りない場合は、事前に対策を打つことができ、
予算達成度合いの安定化も図れます。
②あなたとお客さま双方に時間的メリットがある
予約制にすることで、お客さまの待ち時間を減らせるというメリットがあります。
昔は、待合室で待つということはあたり前の風景でしたが、
現在はその待ち時間がストレスと感じる方が多くなっています。
そのため、長時間待たされたお客さまは、
ストレスがたまるので、あなたに対し悪い印象を持ってしまいます。
それを予約制にすることで、お客さまの待ち時間を減らし、
不要なストレスを溜めることを防ぐことができます。
お客さまの時間を尊重するということですね。
また、時間という意味では、あなたにもメリットがあります。
それは、お客さまの来店日と時間を調整できるので、
毎日ある程度の来客数を確保できるということです。
ヒマな日と忙しい日のムラを減らせるということですね。
③お客さまの情報を事前に確認した上で対応できる
事前に誰が来店するのかわかっているので、
事前にお客さま情報を確認したうえで対応することができます。
いつ、だれが、何をしにくるのか?ということが分かっていれば、
仕事は格段にしやすくなります。
Aさんにはこの準備が必要、Bさんにはこの準備が必要
ということを前もってスタッフ全員で共有できます。
当日バタバタと時間をかけて準備する時間の削減にもなりますし、
来店してからの対応がスムーズになるので、
顧客満足度の向上にも繋がります。
④ある程度の来店客数が予測できるのスタッフのシフトを組みやすい
いつ忙しくて、いつヒマなのか?ということが分かれば、
それに合わせてスタッフのシフトを組むことができます。
忙しい日にスタッフが少なくて、ヒマな日にスタッフが余っている。
たまにそういう店舗を見かけますが、
余っているスタッフにも人件費がかかります。
スタッフにとっては、
ヒマな時間を過ごすだけでお給料が発生するのでうれしいかもしれませんが、
経営的な視点でみれば、それがマズイことだということはわかると思います。
しかし、あらかじめ来店客数がわかっていれば、
ムダな人件費を削減することができます。
以上、予約制のメリット4つをご紹介しました。
それからもう一つ、大事なことを付け足しますと、
予約制にすることは、
お客さまにリピートする理由をつくるきっかけにもなります。
次回の来店を約束する = リピート
リピーターを増やすという意味でも、
予約制はメリットがあるということですね。
完全予約制にするのか、予約優先型にするのか、
はたまた予約制は取り入れないのか?
そういったことを考えるうえで参考になれば幸いです。