サービス業を行っている場合お客様の名前や住所、生年月日などの情報を集めていると思いますが、それがただの名簿になっていませんか?
例えば治療院やエステサロンなどでは、カルテや問診票を作成するために必ずお客様の情報を取得しています。悩んでいる部位や、気になっている所などを記載してもらうためにカルテとしてお客様の情報を集めているのですが、カルテとして利用するだけではもったいないです。
なぜなら、カルテに記載してある情報にはさまざまなヒントが隠されているからです。
お客様の情報は宝の山?
お客様の情報を整理することで様々なことを知ることが出来るのですが、まず確認して欲しいのは「現在の主なお客様は、どんな人なのか?」ということです。
例えば、理想としているお客様は「20代後半の女性」であるにも関わらず、実際に利用しているお客様が「30代後半の女性」であるという場合も少なくありません。
この場合に注目してほしいのは、「なぜ30代後半の女性が集まってしまったのか」ということです。
もしかしたら提供する商品やサービスが、その年代の女性に好かれる傾向があるモノなのかもしれませんし、チラシの内容にその年代が飛びつくキーワードが入っているのかもしれません。
この場合ターゲットが変わっても問題が無いのであれば、集客の段階で30代後半の女性向けにチラシを作成すれば、もっとお客様が集めることが可能になります。
逆にどうしても「20代後半の女性」をターゲットとしたい場合は、商品やサービスの見直し又は、集客方法の見直しを行う必要がでてきます。
この他にもお客様の情報からはさまざまな事を確認することが出来ます。
しかし、ほとんどの方はお客様情報をこういった形で活用するということを行っていません。これは本当にもったいないことです。
お客様から集めた情報は活用しなければただの名簿と同じです。
ですので、「現在のお客様はどんな人なのか?」というところから見直してみてはいかがでしょうか。
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