小さな会社に、ホームページの自己管理を推奨する理由

「10分どん兵衛」の記事で、小さな会社が見習うべきは「スピード感」ということをお伝えしました。(今週は10分どん兵衛押しですみません(-_-;))

簡単におさらいすると、日清食品が口コミに気づく → インフルエンサーである、マキタスポーツさんと対談する → その4日後には、どん兵衛公式サイトに「”10分どん兵衛”のページ」を公開する。という、一連の仕事の「スピード感」を見習いましょうということでした。

【インフルエンサー(influencer)とは?】

《影響、感化、効果の意》他に影響力のある人やもののこと。特に、インターネットの消費者発信型メディア(CGM)において他の消費者に大きな影響を与える人。 コトバンクより



恐らく、10分どん兵衛の口コミに気づいたマーケティング部門の方が、「どん兵衛公式サイトとして、どう対応するのが、日清食品'らしくて面白いか?」と考えた結果の企画だったのだと思います。

その結果として、”10分どん兵衛”という食べ方を知らなかったことについて”おわび”し、教えてくれたマキタスポーツさんに感謝をする。さらに、感謝の印(?)として、対談を行い、その様子を公式サイトに載せる。

いかにも、日清食品さん”らしい”、遊び心のある対応(企画)ですよね。



ですが、何度も言いますが、小さな会社が注目すべきは、その仕事の「スピード感」です。

実際の企画が立案されてからWEBサイト公開までの期間は、内部の人間ではないのでわかりませんが、おそらく、対談前には、ベースとなるWEBページが完成していて、あとは、対談の様子や内容を加工するだけの状態になっていたハズです。

つまり、行き当たりばったりではなく、企画立案から一般公開までの短期間の企画であっても、ある程度詳細な計画を立てて実施しているということが考えられます。

だから、スピード感のある対応ができるというわけです。


あなたの会社なら、どれくらいの期間が必要ですか?



仮に、対談のスケジュール調整などが不要だったと仮定し、あなたの会社で、全く同じようなWEBページを公開するとしたら、どれくらいの期間が必要ですか?

WEBサイトを自社で管理しているのであれば、半月あれば十分実行できると思います。(早ければ数日で出来ます。)



では、WEBサイトを外注している場合はどうでしょうか?

ワークフローとしては、

企画立案

制作会社との打ち合わせ

デザイン案の確認

対談データの加工・WEBページへの掲載(まだ非公開)

デザインの確認(最終)

一般公開

というワークフローになると思います。



ついでに言うと、こういった新規ページの制作の場合、保守サービスの対象外になるのが一般的ですので、別途、注文書や契約の取り交わしが必要になります。

ですからその分、余計に時間を取られることになると考えられます。

こういった、あなたのWEBサイトの管理状況を踏まえた上で、もう一度考えて見て欲しいのですが、仮に、あなたの会社で同じことを行うとした場合、どれくらいの期間が必要でしょうか??



もし、一般公開するまでに、2、3カ月も必要になる場合は、その間に、お客さまの熱(流行)が冷めてしまい、WEBサイトに公開しても興味を持ってもらえなくなっている可能性もあります。

だから、スピード感が大事なのです。


小さな会社は、スピード感で優位に立てる



ホームページの自己管理をすすめる理由とは?

一般的に、大企業は承認フローの階層や部門間での調整が必要なため、決裁までにある程度の時間が必用な組織になっています。

それに対して小さな会社の場合は、承認フローの階層が少ないですし、部門間の調整も簡単に出来るので、決裁までのスピードで、大企業よりも優位に立つことができます。



しかし、WEBサイトの管理を完全外注化してしまっていることで、その優位性を失っている可能性もあります。

誰もが当たり前のようにインターネットを利用している現在において、ホームページというのは、会社イメージを構築するだけでなく、重要な宣伝ツールにも位置づけることができる、会社にとって重要な資産です。

その重要な資産の管理を、完全に外部に任せてしまっているため、自由にタッチすることができないという状態は、組織として非常にマズイです。



もちろん、全てを自分でやる必要はありません。全てを自分(自社)でやるということは、その分、人件費や作業工数が増えますからね。

しかし、自分でやる必要はありませんが、最低限の知識やスキルは持っている必要はあります。



なぜなら、最低限のスキルがあれば、デザインが”しょぼい”モノになったとしても、自分で制作(緊急処置)できるので、スピード感を維持したまま、つまり、話題性があるうちに次の一手を打つことができるからです。

”しょぼい”部分は、外注先に依頼しておけば、完成後に改善することはできます。逆に、市場で話題になっているタイミングを逃した後に、完璧なWEBサイトを公開しても、話題性を取り戻すことは難しいですからね。

また、最低限のスキルや知識があれば、外注への依頼する際のイメージのすりあわせがしやすくなりますので、その分、外注先での作業も効率化し、発注からの納品(WEBサイトの一般公開)までのスピードも早めることに繋がるというメリットもあります。


スキルや知識を、最短で身に着ける方法とは?



では、その最低限の知識を覚えるためには、どうすればいいと思いますか?

書籍を買って、独学で学びますか?それとも、スクール(パソコン教室など)に入学して、一から学びますか?

私が思うに、手っ取り早く覚えるには、とにかく実行すること。つまり、自分で実際に制作することだと思います。

実践に優る経験はないですからね。



「そんなこと言われても、HTMLとか勉強するのは大変だし・・・」と思うかもしれません。

ですが、ご安心ください。

近年では、HTMLやCSSといった、プログラミング言語がわからなくても、ホームページ制作ツールを使えば、ブログを更新するような感覚で、わりと簡単にホームページを制作することができます。(例えば、私がWEB初心者にオススメしているQHM haikもそうです。)

だから私は、起業家や開業者など、まだ規模の小さな会社は、そういうツールを積極的に活用し、自分でWEBサイトの制作・管理することをオススメしています。



そうすれば、必要な周辺知識も自然に覚えることができますし、さらに、WEBサイトの運営にかかる必用な作業量や料金も知ることができます。

そういった知識を得ることで、外注先に必要以上にお金を払和なくて済むというメリットも得ることができます。(制作会社によっては、ちょっとした事をやるだけなのに、結構ボッタクリしてるところがありますからね。)

さらに、自社のホームページの状況(検索キーワード、アクセス数や成約率など)もわかるようになりますので、ホームページの改善にも繋がります。



最低限の知識をつけ、資金的にも余裕が出てきたら、満を持してWEBサイトの制作を外注すればいいのです。

そうすれば、キレイなだけのホームページにお金を掛けなくて済むようになり、満足出来るデザインと成果を上げるホームページを持つことができます。


世間の常識とは逆行。それでも、逆行する理由



一般的には、「知識が無いことは、独学で勉強するよりも、外注せよ!」というのがセオリーです。

しかし、その結果としてWEBサイトを作る”だけ”の制作会社が急増し、お金を掛けて、”成果の出ないホームページ”を作っている中小企業が後を絶たない状況になっています。



もちろん、WEBマーケティングに詳しい制作会社も存在します。ただ、そういった所の制作料金は高額になってしまいます。

ですから、「本当に成果がでるの?」と不安になり、依頼するのに躊躇してしまったり、資金に余裕がなければ、結局、安い所に依頼し、ホームページ制作に失敗してしまうという悪循環に陥りがちです。

そういった状況を脱するためにも、自分で制作・管理できる、知識と情報を蓄えることが大事なのです。



自分で制作すると言っても、ホームページを全部作りかえる必要はありません。

例えば、どん兵衛公式サイト(日清食品のホームページとは別に、http://www.donbei.jp/ という公式商品ページが存在します。)のように、商品専用のページを作るとか、関連する商品やサービスのページだけでも、何でも良いのです。


とにかく、作る→学ぶ→知識を得る。です。


そうすることによって、いざチャンスが訪れたという時に、スピード感を損なわずに、次の一手を打つことができるようになります。



ですから、少なくとも自社のWEBサイトは、自社で管理できる状態(チェック・編集・更新など)にしておくことを、オススメします。

まずは、自社のWEBサイトの状況確認から始めてみてはいかがでしょうか?



今回は、以上です。
面白いと思った方は、是非、取り組んでみてください。


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