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「限定」という販促テクニックのデメリット

売上に直結する効果のある 販促テクニック の一つに、 「限定」という販促テクニック があります。

 

商品やサービスを紹介するWEBページやチラシなどに「限定」をつけるだけで、その希少性やお得感が高まり、売れやすくなるので、なにかと目にする機会が多いのではないでしょうか?

 

販売者の立場であれば、おそらく一度は使ったことのある、言わずと知れた”おなじみ”の販促テクニックだと思います。

 

ですが、良く見る手法ではあるのですが、”落とし穴”というか、デメリットもあります。

事実として、 「限定」という販促テクニック を駆使しているにも関わらず、それが期待する効果に繋がらないというケースがとても多いのですが、それはなぜだと思いますか?

 

それ(デメリット)に気づかないと、期待する効果が得られないばかりか、下手をすると、今後の売上にもマイナスの意味で影響するリスクもあります。

 

今回は「限定」をつけるという、販促テクニックを使用する際の注意点として紹介します。

 

「限定」という販促テクニック の デメリット に 気がつかない ハズがない件

「限定」という販促テクニック の デメリット に 気がつかない ハズがない件

「限定」という販促テクニックは、チラシや店舗、WEB上でも本当に目にする機会の多い、良く使われているテクニックです。

 

例えば、

・期間限定
・数量限定
・会員限定
・残数表示
・希少な特別待遇

・・・・などいろいろあります。

 

本当に色々なところで、いろいろな表現で「限定」というテクニックが使われているせいか、販売者の方の中で、「”限定”をつけるのが、当たり前」という感覚になっている”疑惑”があります。

 

わかりやすく言ってしまえば、「”限定”とつけた方が売れるから、”限定”をつけて売ろう」って思っていないですか?ってことです。

 

これは、ある種、事実でもあるので、否定はできないのですが、じつは、そこにデメリットという”落とし穴”があります。

しかも、そこにハマると、なかなか抜け出せない”厄介なタイプ”の落とし穴です。

 

じゃあ、その落とし穴って何か?というと、

 

「限定」という言葉を使う以上、本当に「限定」にしないとダメ

 

ということです。
当たり前のことですよね?

 

「限定」をつけることにより売りやすくなる一方で、「限定」である分、売上には限度があります。

 

100個限定なら、100個分の売上
期間限定なら、その期間分の売上
人数限定なら、その人数分の売上

 

それが基本的な売上の限度になります。

 

でも、実際はどうなのか?というと、「限定」を上回るようにしているケースが多いですよね?

 

例えば、

100個限定のハズなのに、悠々と100個以上売っていたり、
期間限定のハズなの、その期間がすぎたら、また違う期間を設定して再び期間限定としたり、
人数限定のハズなの、何人でも入れたり・・・。

 

うっかり、「限定」というの言葉の意味わからないのかな???なんて思ってしまいます(笑)

 

しかも、こういうのって、関係者じゃなくても、チェックしようと思えば簡単にチェックできるほどワキがユルユルのあまい状態で運営していたりもします。

おそらく、「”限定”とつけた方が売れるから、”限定”をつけて売ろう」という意識で「限定」をつけているのだと思います。

 

「限定と言ったもん勝ち」という状態だと思いますが、じつはこれ、”落とし穴”にハマる状態を作り出しているということでもあります。

 

じつは、”落とし穴”とは、「限定」という言葉を使う以上、本当に「限定」にしないとダメと言いましたが、そうしなかった時(本当に限定にしなかった)に現れるものです。

 

 

嘘つき は、 顧客離れ の 始まり

嘘つきは顧客離れの始まり | 「限定」という販促テクニック

それは何か?というと、

 

「限定」という言葉を使う以上、「限定」にしないと、「嘘つき」「詐欺」というようなネガティブな認識をされる

 

ということです。

 

「限定」という言葉で消費者の買う気を刺激している以上、”ホントは、全然「限定」じゃないですけど。”ってことことがお客さまにバレると、どうなると思いますか?

 

具体的には「嘘つき」という称号(笑)を与えられ、「もう二度とあそこでは買わない!」という”硬い決意”を抱かせてしまいかねません。

リピーターになるどころか、悪い意味での口コミを広げてくれる要因になったりもします。

 

初めてサイトへ来た人へ」の記事にも書きましたが、販促活動において一番大事なことは、お客さまとの信頼関係構築のためという視点です。

 

売りたいがための”嘘”をついた販促活動を行っても、それがバレた時の反動は大きく、お客さまを失ってしまうリスクが高いです。

 

もしかしたら「バレなきゃいいんでしょ?」と思ったかもしれませんが、嘘はいつかバレるものです。というか、「限定」を謳って販促したものなら、嘘は速攻でバレますからね。

なぜなら、常に「期間限定」「数量限定」「あと○人限定!」といった販促テクニックの「限定」をつけ続けていると、本当は全然「限定」ではなかったということに、誰でも気づいてしまいますからね。

 

その事実に気づいた時、お客さまはどう感じると思いますか?答えは簡単ですよね?

 

おそらく「販促テクニックにやられちゃったか〜テヘ」なんて、ポジティブに解釈してくれる人はマレ中のマレです。ほとんどの人は、「騙された」「二度と買わない」「もう、この人は信用しない」というようなネガティブな印象を持つようになります。

 

この時点で、お客さまとの信頼関係が壊れてしまいます。つまり、次の購買に繋がらなくなるということです。それどころか、ネットに悪評を書き込まれたりしたら、その被害は甚大なものになります。(まぁ、自業自得なんですけどね・・・。)

 

販促テクニックというのは、買わせるための顧客心理は考慮されているけれど、買わせた後の顧客心理まで考慮していないものもあります。

 

買わせるのは得意だけど、リピートさせるのは苦手という感じですね。

 

ですから、「売れるから」という安易な理由で販促テクニックをつかうのではなく、お客さまとの信頼関係構築のためという視点をもって販促活動を行うことが、重要であり、継続的な売上にも繋がると覚えておきましょう。

 

面白い!と思ったら、ぜひ、実践してみてください。

 

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