タラレバ に注目

タラレバは、次に活かせる改善案!?

今回は、SMAPの解散とジャニーズ事務所の タラレバ 論 についてです。

 

オリンピックが盛り上がっている時期に被せられた、大人気アイドルグループSMAPの解散報道をみて、メディアは大騒ぎですね。

国内外からショックの声があがっていることからも、SMAPというグループが、国境を超えて多くのファンに愛されていたのかがわかります。

 

これまで報道されている内容を踏まえて、「こうしていれば、良かったのでは?」と思うことがあったので、今回は、全く無関係な立場からのタラレバ論です。

 

 

結論から言ってしまうと・・・( タラレバ論 ですけど。)

 

今回の騒動の主な関係者である、ジャニーズ事務所・SMAP・元マネージャー・ファン・メディア関係者(レギュラー番組など)にとって、一番いい落としどころはどこだったのか?を考えると、

 

①SMAPが元マネージャーと共に独立し、

②ジャニーズ事務所も、独立を快諾するだけでなく、今後の活動に支障が出ないように支援し、その代わりにアイドルグループ名(SMAP)の使用料を永続的に受け取る契約にし、

③レギュラー番組は、新事務所と改めて契約することで、番組をそのまま継続できる。

 

というところだったのでは?と考えています。

 

 

こうすることで、SMAPのメンバーも、元マネージャーも、働きやすい環境で仕事ができるし、それを認めたジャニーズ事務所もお株が上がると同時に、マネージメントしなくても権利収入が勝手に入ってくるという形になります。

 

要するにジャニーズ事務所が、独立の話があったときに、最初からいい意味で”大人の対応”をしていれば、メンバー間の不信感も発生しなかったでしょうし、さまざまな悪評も立たずに済むどころか、かえってメリットがあったのでは?ということです。

 

独立させなかったことで、

 

・元マネージャが業界を去り、
・J事務所から”制裁される”リスクをきっかけに、グループSのメンバー間の関係が悪くなり解散、
・想定外に多くのファンからブーイングが起こり、

 

結果的にwin-winでもwin-loseでもなく、lose-loseになるなんて、J事務所にとっては全くの想定外だったと思いますからね。

 

 

一応補足しておきますが、これは批判でもなんでもなく、完全に、タラレバの話です。

 

ある事象が起きたときに、違う判断をしていれば、全く違う結果になったかもしれないのに・・・というのは、所詮、結果論です。

 

こういう場合、自分達にとって最良の選択をするというのが一般的で、自分達だけでなく、相手、そして関係者にとっても最良の選択は何か?というところまで考えて判断するのは、極めて困難です。

 

そういう判断をできるようにするためには、4人称視点での思考を身に着けている必要があります。

ちなみに、1人称は自己視点、2人称は自己と相手視点、3人称は、自己と相手を見ている第三者視点、4人称は、マーケット視点を意味します。

 

一般的には、後から”タラレバ”をいうのは誰でもできることなので、”言ってもしょうがないモノ”という認識されていますが、じつは、ビジネスにおいては、案外そうでもありません。

 

 

 

タラレバ とは?

「もし、もう少し相手の立場で考えていたら・・・」
「もし、あの時、違う判断をしていれば・・・」

 

というように、既に起きた結果に対して、 過去に遡って事実とは違う仮定の話をする意味で、”タラレバ”という言葉が使われます。(「~だっタラ」、「~していレバ」の語尾をとって、タラレバ)

 

主に事実に対して”後悔”しているときに使われる言葉ですが、はっきりいって、そんな仮定の話をしても意味がありません。

 

ですから私がスポーツ選手として現役だった頃には、タラレバをいう=(十分な準備ができてなかった=自己責任)ということなので、タラレバを口にする時点で、望んでいた結果なんて出せるはずがないと思っていました。

 

 

ただ、ビジネスという視点で考えると、”タラレバ”って結構重要です。

なぜなら、タラレバが次の改善へとつながるからです。

 

 

 

” 言い訳 ”を” 改善案 ”に 変える ためには・・・

 

「もし~だったら」「もし、~していれば」という言葉は、今回の事象に対する反省を踏まえた改善案にもつながります。

 

・「もし、もっとお客さんを集められていたら・・・」
⇒ だったら、お客さんを集めるにはどうしたらいいのか?を次のタスクにする。

 

・「もし、お客さんのクレームを上手に対処していれば・・・」
⇒だったら、クレームへの対応法を整理し、スタッフで共有する。

 

という感じに、タラレバに対して、「それを実現するのだったら、どうすればいいのか?」を具体的にしていくことで、ただの”言い訳”や”負け惜しみ”が、次への”改善案”に繋がっていきます。

 

 

「言い訳大会」ではなく、「改善案の思考の場」にしよう

多くの仕事場では、結果がよくなかったりノルマを達成できなかった時に、「できなかった理由」を発表させる「言い訳大会」を行っています。

その一方で、理由を発表させている立場の人が、「言い訳するな!」という一言で片づけてしまうケースも少なくありません。

 

残念ながらそういった方法では、仕事場がツマラナイものになるだけでなく、次のノルマを達成するのも非常に難しいです。

 

なぜなら、「では、次はどうしたらいいのか?」という部分へのフォーカスが非常に弱いからです。

 

極端な話、「もっと頑張ります!」という対策(とは呼べないですが・・・)に、上司が「じゃあ、次こそ頑張ってね!」と返して終わりということです。

これでは、次もうまくいかないのが目に見えていますよね?

 

だったら、「言い訳大会」を行うのではなく、次に成功させるための「改善案の思考の場」を開催した方がいいと思いませんか?

 

「面白い!」と思った方は、ぜひ、実践してみてください。

 

P.S.

4人称視点での思考を身につけるための、参考書籍があります。

石原明 著 「すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは<三人称>で考える

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