リピートされない方が”いい場合”とは?

リピートされない方が”いい場合”とは?

「リピーターを増やすことが、安定した売上を獲得する秘訣」ということを何度も繰り返し伝えている私ですが、場合によっては、「リピーターを増やさない」という選択をオススメする事もあります。

それは2回目は買ってもらえないような、詐欺まがいの悪徳商法を公認しているからということでも、「リピーターがいなくても新規客さえ集めていればビジネスは成り立つ!」というようなアブナイ考え方を推薦しているからでもありません。

ではどういうことなのかというと、そもそも、リピートされることが”適さない”商品・サービスを取り扱っているケースがあるため、そういった場合には、「リピーターを増やさない」という選択を薦めています。(当然といえば、当然ですが・・・。)


「リピート」されない方が良いケースもある!?



意外かもしれませんが、リピートが適さない商品・サービスを取り扱っているケースは少なくありません。

例えば、「リピート率90%の結婚式場」というキャッチコピーを聞いたらどう思いますか?「リピート率が90%なんてすごい!」と思いますか?それとも、「100%じゃないなんて、まだ甘いな・・・」と思いますか?



少し冷静に考えてみるとわかると思いますが、結婚式を行った90%のカップルが、もう一度、結婚式場を利用するということは、どういうことなのか?ということです。

つまり、「リピート率90%の結婚式場」というのは、言い換えると「当式場で式を挙げたカップルの90%の方は離婚してます」ってことになりますよね?

もしあなたが、これから結婚式を挙げようとしているとしたら、そんな”いわくつき”の結婚式場を利用したいと思いますか?思いませんよね(苦笑)

このように、「リピートされたらマズイでしょ?」という商品やサービスを取り扱っている場合は、リピートされることを努力しても逆効果にしかなりません・・・(-_-;)


リピートされるまでの間隔も大事



また、商品やサービスによってはリピートされるまでの間隔が短いとマズイというケースもあります。

例えば、イヤホンなどの家電製品などは、そういう商品です。

もし購入したイヤホンが、3カ月くらい使用していたら片方の音が聞こえなくなり、買い替えなければなりとしたらどう思いますか?

仮に、デザインをすごく気に入っていて、音質もよく、コストパフォーマンスもよいイヤホンだったとしたら、「たまたまハズレを引いたダケ」と思い、もう一度、同じイヤホンを購入してもらえる可能性はあります。

しかし、それが2回、3回とくり返されるとしたら、「あのメーカーのイヤホンは壊れやすいから、もう買わない」と思われしまいます。



ちなみに私の場合は、パソコンのマウスをリピート購入し、使用しています。壊れたときは、保証期間内であれば修理をしてもらいますし、保証期間が過ぎている場合には、新たに同じ型のマウスを購入します。

もし仮に、何カ月も使用しないうちに何回も壊れるようなことがあれば、おそらく違うマウスを購入していたと思います。



実際に、あるメーカーの製品は「保証期間が過ぎると壊れるような仕様になっているのではないか?」という都市伝説がありましたからね。

そういう噂が広がれば、該当商品だけでなく、関連商品の不買に繋がってしまいますから、「リピートされるまでの間隔」が身近すぎてもマズイということが言えます。



このように商品やサービス、業種によっては、リピートされることが効果的ではないケースもあります。

ですから、そもそもあなたのビジネスが、リピート向きなのかどうかを確認することをおすすめします。


「リピートには不向き」と判断する前に・・・



もし、自分のビジネスが、「リピートには向いていないのでは?」と感じた場合、その判断をくだす前に確認して欲しいことがあります。

それは、あなたのビジネスはどこに向かっているのか?ということです。



例えば、ダイエットサロンを経営している場合、「リピート率が高い = リバウンド率も高い」ということになりますので、「リピートには不向き」と判断することができます。

しかし、経営者が”本当にやりたいこと”を確認したところ、「痩せさせること」ではなく、「女性が本来持っている魅力を引出すサポート」をしたいと考えているケースは、正直、良くあります。

では、「女性が本来持っている魅力を引出すサポート」という視点から考えるとどうなるかというと、「リピート率が高い = どんどん魅力的な女性になっていく」ということになりますので、「リピートに向いている」と判断することができます。



つまり、少し視点をかえることで、「リピート向きかどうか?」という判断も180°変わってしまうということです。ですから、リピートの向き・不向きを判断する際には、経営者の思考をベースに考え、判断することをオススメします。

ただし、その際にはビジネスモデルの修正が必要になることもありますので、注意が必要です。



いくら経営者のビジョンが「女性の魅力を引出すこと」であったとしても、お店が「ダイエットサロン」のままであれば意味がありません。

なぜなら、経営者が素晴らしいビジョンを持っていたとしても、お客さまにとっては「ダイエットサロン」という捉え方をされてしまうので、「リピート率の向上」を狙うことは難しくなります。

ですから、経営者のビジョンを実現しやくなるようなお店の名前や業種に変更することは、とても大切です。そもそも経営者の思考と、現在のビジネスが同じ方向に向かっているのか?ということから始める必要がありますので、ご注意ください。



今回は以上です。
面白いと思ったら、是非、取り組んでみてください。




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